上のメイン画像は「フェイジョア」。可愛らしい花!
この家に住むようになって約7年。デッキを作ったり(夫が)、芝生を敷いてみたり(夫が)、木を植えてみたり(職人さんが)、小さな花壇を作ってみたり(やっと私が)。いろいろ手を加えてはいたけれど、よくよく考えたらおそらく7年のうち半分以上は放ったらかし。あるときは駐車場拡張か?と考えて、ある時は誰かに貸そうか?と考え、やはり「この家からの眺め」は誰にも譲れないと気付き、きちんとした庭を造ることにしたのです。そしてやんちゃな息子が裸足で走り回れる庭が完成しました。
完成したのは、このコロナでのSTAY HOME期間が始まる少し前。本当にタイミングよく、庭にテントを出したり、イスやテーブルを出してみたり。自粛生活中には庭という存在が我が家を支えてくれていました。
中心に植えた大きな木はヒメシャラ。庭師さんといろいろな木を見に行った時に気になったのがこの木で、よく考えたら実家の小さな庭にあったのもヒメシャラだったのです。
もう実家にはずいぶん帰っていないな。このヒメシャラを植えてからは実家を思い出すことも多くなりました。年とったなぁ。
最近は、夕方暗くなってから庭に出したキャンプ用のイスに座り、ビール片手にこの庭を眺めながら夫と語り合う(太ったねぇ、とか・・・)のが日課です。
ヒメシャラ(姫沙羅、学名:Stewartia monadelpha)はツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。ナツツバキに似るが花も葉も小ぶり。和名は誤って娑羅樹と伝えられたナツツバキよりも小さいことによるもので、サルナメリやアカラギという別名もある。
ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典
先日、「さあ、芝刈りでもしようか」と芝生を見たら、何やら白いものがたくさん落ちているのに気づきました。まず最初に思い浮かべたのは、「子供たちがポップコーンこぼした!?」でしたが、よく見ればそれはヒメシャラの花でした。咲いているのも気づかなかったのに、もう落ちてる!!なんだかもったいないような、残念な気持ちになりましたが、よく育っている証拠かな??上を見上げたらたくさんの花。
ああ、幸せ。
この数か月、毎日庭で遊んでいた息子が幼稚園から帰り、さっそくゲームやら動画やらを要求するので、私は言いました。「庭に何か落ちてるよ」
さすが我が息子、裸足で飛び出し「あ!ポップコーンだ!!」と大喜びで口に入れていました。落ちているものは食べちゃいけないよ、と彼の人生で何度聞いたことでしょう。「ちがうやーん」とガッカリする息子。
以前、おじいちゃんからもらったコストコの大量のポップコーン。(チンするだけで美味しいやつ)STAYHOME期間は毎日のように食べていました。毎年この落ちた花を見ると、大変な時期を乗り越えた(まだ終わってないけど)後の、(息子がやっと幼稚園に行ってくれた!)開放感・幸福感を思い出すのだろうな。
ヒメシャラの他に、我が家にやってきたのはフェイジョア。
フェイジョア[3](学名:Acca sellowiana (O.Berg) Burret、シノニム Feijoa sellowiana O.Berg など、別名:フィジョア)はフトモモ科の常緑低木。果物として食用に栽培される他、庭木や生垣用としても評価が高い。ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部原産[4]。
ウィキペディア フェイジョア
ユーカリの丸い葉が大好きですが、それに少し似ている常緑樹です。ポックリ・しっかりとした樹型が気に入って手に入れました。花が咲いた時は「お〜!」という感じ。(え、どんな感じ・・・)どこかのサイトで「情熱的な」と表現されていましたが、まさにそんな感じ(あーそういう感じ)で、美しく個性的で見たこともない不思議な印象。どうしてこうなった?と独り言を言ってしまいました。
その他、我が家の庭には月桂樹、巨大化したユーカリ、シマトネリコ、ミモザ、シルバープリペット、オリーブなどが生息しています。オリーブは実が楽しみなので2本。何年か前、豊作で夫が食べようと色々やっていましたが、今では鳥のえさ、または息子のオモチャになっています。