アートジャーナルとは
ペイントやドローイング、コラージュなどのさまざまな用法と、絵の具やペン、布、新聞や雑誌からの文字の切り抜きなどのあらゆる素材を用いて創作する、自分だけのライフログ。
と、私は思っています。
「自分だけの」が大切なところです。
誰かに見せるためでもなく、何かと比較するものでもない。
失敗と思うシミがついても「まあいっか、このあとどうする?」と心の向くままに、創作する過程を楽しみます。どこでやめても、また続けても良いのです。

このような自分なりの創作活動、それに名前をつけて呼ぶとしたら、
日々の心を、アートを通して記録したもの=アートジャーナル。
と、これは私が思うアートジャーナル。
もともとの目的は、完璧主義からくる創作活動の行き詰まりを解消することでした。
そして今はそれよりも「創作する時間」を楽しむことで今を生きてる感覚を得ることが目的になっています。
言い換えれば「現実逃避」あるいは「瞑想」、そして「本当の自分にもどる時間」。
人によっては、
アート体験の入り口かもしれないし、
アイデア探しの気分転換や
手芸に代わる新たな趣味かもしれない。
最近ビジネス界隈で流行りのアート思考について探るタスクかもしれない。
人それぞれどんな目的で創作するか、ルールは何一つありません。
というわけで、ご自分なりのやり方・考え方で自由にとらえてもらって大丈夫なのが、アートジャーナルです。
結果を出すことを目指すのではなく、創作しているその瞬間=プロセスを楽しめるようになることを目指そう

とはいえ、自由・自由と言われても、何からはじめればいいの!?
という方のために、私が普段使うツールなどをご紹介します。
使いづらいな、もっと安いのあるし、などなどここにあるものを比較の対象にしてもらい、少しずつオリジナルのツールを発掘していくのも楽しいですね。
PAPER 紙・スケッチブック
もちろん、まずは紙が必要ですね。コピー用紙のようなツルツルとした薄い紙でも、ペン画やスケッチはできます。でももし水をたっぷり含ませて絵の具をぼかしたり、のりでペタペタ貼ったりする場合は、厚みのある用紙が安心です。
スケッチブック
クラフト紙
ペン・鉛筆
ラクガキをするにも、まずは描くものが必要です。
ウォータープルーフ(水をはじく)ペンがおすすめです。水彩を乾かした後からペンで描く場合には、どんなペンでもOKですが、最初にペンで描いてから上に水を乗せることを想定して、水をはじくペンを用意できたら安心です。
ハサミ、カッター、カッターマット
絵の具
スタンプ
のり、ボンド
随時、詳細をアップしていきます。(2022年12月更新)