アートジャーナルとは
ペイントやドローイング、コラージュなどのさまざまな用法と、絵の具やペン、布、新聞や雑誌からの文字の切り抜きなどのあらゆる素材を用いて創作する、自分だけのライフログ。
と、私は思っています。
「自分だけの」が大切なところです。
誰かに見せるためでもなく、何かと比較するものでもない。
失敗と思うシミがついても「まあいっか、このあとどうする?」と心の向くままに、創作する過程を楽しみます。どこでやめても、また続けても良いのです。
このような自分なりの創作活動、それに名前をつけて呼ぶとしたら、
日々の心を、アートを通して記録したもの=アートジャーナル。
と、これは私が思うアートジャーナル。
もともとの目的は、完璧主義からくる創作活動の行き詰まりを解消することでした。
そして今はそれよりも「創作する時間」を楽しむことで今を生きている感覚を得ることが目的になっています。
言い換えれば「現実逃避」あるいは「瞑想」、そして「本当の自分にもどる時間」。
人によっては、
アート体験の入り口かもしれないし、
アイデア探しの気分転換や
手芸に代わる新たな趣味かもしれない。
最近ビジネス界隈で流行りのアート思考について探るタスクかもしれない。
人それぞれどんな目的で創作するか、ルールは何一つありません。
というわけで、ご自分なりのやり方・考え方で自由にとらえてもらって大丈夫なのが、アートジャーナルだと思います。
結果を出すことを目指すのではなく、創作しているその瞬間=プロセスを楽しめるようになることを目指そう
とはいえ、自由・自由と言われても、何からはじめればいいの!?
ということで、(ほぼ)毎週水曜日の朝10時からアトリエをオープンして一緒に創作を楽しみましょう、というインスタライブをやっています。
ご興味のある方はぜひ覗いてみてください。